サービス付き高齢者向け住宅とは

サービス付き高齢者向け住宅という言葉を耳にしたことがある方も、最近はかなり増えて来ているのではないでしょうか。しかしその実態がどんなものであるのかは、自分が調べたり関わったりしたことがない場合には広く理解だ進んでいるとは考えにくい点もあるようです。さてサービス付き高齢者向け住宅とは、その言葉通りに高齢者の方が住むバリアフリー対応型の場所であると同時に見守りなどの何らかのサービスがついている住まいだとわかります。これらは大きく分けると介護のついていない住まいと、ついている住まいのふたつになります。

分かれている理由としては、一口に高齢者で同世代であったとしても定期的な安否確認は必要でもまだまだお元気で介護までは必要とされない方がいるということです。そしてその一方で身体には個体差がありますから、同じ年齢でもさまざまな介護をすでに必要とする方もいるというわけです。つまりそのようにいろいろな条件下にある高齢者に、その方が必要としているサービスを提供しながら住んでもらう住宅がサービス付き高齢者向け住宅なのです。なお有料老人ホームとの大きな違いは契約形態であるとされ、サービス付き高齢者向け住宅の場合は賃貸契約です。

入居者の年齢は通常であれば60歳以上ですが、何らかの要介護認定を受けていれば60歳未満でも入居が可能な場合もあります。また有料老人ホームと比べると、一般的に経済的な負担が少ないのもサービス付き高齢者向け住宅の魅力の一つとされています。