賃貸の部屋にもバリアフリー化を取り入れる

日本全体で考えたとき、高齢者の割合は4分の1を超えているといわれている、65歳以上の人数は約3、400万人にも及ぶ、さらに70歳以上になると約2、700万人になるなど高齢化が進んでいることが分かるのではないでしょうか。賃貸の部屋も従来なら若い世代などを中心に利用される人のニーズに合わせた物件を提供すれば良かったけれども、高齢化社会に突入した現代において若い世代だけでなく高齢者なども視野に入れることも必要ですし、これに伴いバリアフリー化への検討も必須になって来ます。バリアフリーは障害物がない家、このような意味を持つもので車椅子や松葉杖でも自由に移動ができる、年齢が上になっても安心な暮らしを提供できるなどの意味を持つ言葉です。既に賃貸の部屋などの中には室内に段差が無かったり、浴室やトイレなどに手すりを設置しているところも多くなっていますが、築年数が経過した賃貸の部屋などの中には特別な設備がなく、そのままの状態になっていることも少なくありません。

マンションなどの場合は、5階以上の建築物はエレベータの設置義務があるけれども、5階未満の場合は設置義務がないのでエレベータがないマンションも少なくありません。しかし、バリアフリーのことを考えると5階未満の物件でもエレベータが付いているのか否かで利用する人の範囲も変わります。特に、高齢化社会になっている現代においてバリアフリーになっていないマンションは借り手付きにくくなるこのようなデメリットも徐々に出て来ると考えられます。

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